最新R&Bプレイリスト「Take It Easy」Vol.12 & 13

Spotifyで公開している最新R&Bのプレイリスト「Take It Easy」更新お知らせ記事。今回はvol.12と13の中から3曲づつピックアップして、アーティストや曲についての紹介をします。

プレイリストはこちら。更新の度に内容が変わるので「いいね」してもらえると嬉しいです。

#12 Sinead Harnett – Distraction

アイルランドのシンガーソングライターSinead Harnett(シニード・ハーネット)の曲。彼女の二作目のアルバム『Ready Is Always Too Late』にも収録されてます。

アルバム中の曲では、バージニア州ニューポートニューズ出身のミュージシャンMasego(マセーゴ)とLAのデュオVanJess(ヴァンジェス)が参加した「Stickin’」という曲がかなり人気で、自分の周りでも「あー流行ってるなー」って感じるくらいでした。

「Distraction」も「Stickin’」を彷彿とさせるビート感で「Stickin’」よりも、もう少し落ち着いた感じが好きでした。

#12 Justine Skye – Hypnotized

ニューヨークのシンガーJustine Skye(ジャスティン・スカイ)のアルバム『Space & Time』に収録の曲です。

スカイはドレイクの「Headlines」のカバーなどで注目を集め、Atlantic RecordsやRoc Nation、Republic Recordsとの契約を経て、本作以前にはアルバムを2枚リリースしています。

3作目となった『Space & Time』は、エグゼクティブプロデューサーにティンバランドを迎え、楽曲「innocent」にはジャスティン・ティンバーレイクをフィーチャーするなど、大物ミュージシャンともコラボレート。

アルバム全体を通して好きだったのですが、中でも「Hypnotized」はスローリーでもう一つ深いサウンド感・歌声が好きでした。

#12 Symphani Soto & Eric Bellinger – Just A Moment

フロリダ州ケープコーラル出身のシンガーSymphani Soto(シンファ二・ソト?)と、LAの人気シンガーEric Bellinger(エリック・ベリンジャー)のコラボソング。

この曲はSymphani Sotoのアルバム『Under The Sun』にも収録されていて、リリース前にエリック・ベリンジャーとのコラボレーション・シングルとしてリリースされ話題になったそうです。

2000年代をイメージしたというMVも良いですね。

#13 H.E.R. – Damage

カリフォルニア州ヴァレーホ出身のシンガーH.E.R(ハー)の曲です。彼女のスタジオアルバムとしてはデビュー作となるアルバム『Back of My Mind』にも収録されています。このアルバムは2021年のベストアルバムイン決定。めちゃめちゃ良いです。

「洗練」というのか「成熟」というのか、歌声の味わい深さがとてつもないです。「Damage」はそれを感じるのに最適な一曲で、Herb Alpertの「Making Love in the Rain」をサンプルした、歌声をフックアップするようなトラックとの相性も抜群。

さらにMVの質感もバッチリで、総合的にみてもグッドすぎる一曲でした。

関連記事:H.E.R. / 匿名でデビューした若きR&Bアイコンの正体

#13 LION BABE – Rainbows Feat. Ghostface Killah

ニューヨークのR&BデュオLion Babe(ライオン・ベイブ)の曲で、ウータンのGhostface Killah(ゴーストフェイス・キラー)がフィーチャーされています。

Lion Babeのデジタルアルバム『Rainbow Child』にも収録され、アルバムのオープニングを飾っています。「闇から光へ」を表現した、立ち上がる為の曲です。

ゴーストフェイス・キラーのバース、

Only one God, one love, one truth
All y'all non-believers scare me, all of y'all in cahoots
We need to hug more, form one alliance to make it better
Weather the storm and unite for what's right and stand together

唯一の神、唯一の愛、唯一の真実
信仰心のない人たちはみんな怖い、みんな共謀している
もっと抱き合って、一つの同盟を結んで、より良くしていかなければならない
嵐を乗り越え、正しいことのために団結し、共に立ち上がろう

は痺れますね。

#13 Jenevieve – Eternal

ロサンゼルスのシンガーJenevieve(ジェネビーブ)の曲。去年の3月に「Baby Powder」というエモ良い曲がリリースされていて、軽くマーキングをしていたシンガーです。

まだ23歳という彼女のファーストアルバム『Division』に収録されたこの曲は、「Baby Powder」でも作曲パートナーだったJean Benzとともに作られたのだそうです。

ジーンと私が一緒に仕事をしていると、時間が経つのも忘れて物事がうまくいくんです。この曲は、そのような美しい瞬間のひとつでしたNYLON

と本人も語っていたそう。「Eternal」含めるアルバム『Division』も今年のベストアルバム入りそうですなあ。

最後に

Spotify最新R&Bプレイリスト「Take It Easy」Vol.12、Vol.13の内容をサクッと紹介しました。

Vol.13はベストアルバム勢がめっちゃいたので、個人的に神回です。H.E.Rほんとにヤバいです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

前回プレイリスト記事も良かったらどうぞ。

最新R&Bプレイリスト「Take It Easy」Vol.11

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