最新R&Bを軸にしたプレイリスト「Take It Easy」Vol.40
Spotify、Apple Musicで公開しているR&Bを軸にしたレイドバックミュージックプレイリスト「Take It Easy」更新お知らせ記事です。プレイリストの中から5曲をピックアップし、アーティストや曲についての紹介をします。
プレイリストはこちら。更新の度に内容が変わるので「いいね」で常にチェックしてもらえると嬉しいです。
5 Picks
1.pH-1 — 「LUST (iykyk) (Feat. DeVita) 」
韓国を拠点に活動する韓国系アメリカ人ラッパーpH-1(ピーエイチワン)と、韓国の歌手DeVita(デヴィータ)のコラボソング。pH-1の最新作『POP OFF』に収録されています。
Acting like you’re single around me
(僕の前では独身のふりをしてる)
But you never hide your ring
(でも、指輪を隠したりはしない)
最初のヴァースで禁断の関係を匂わせるこの曲は、強い肉体関係と相手への情熱を歌っている一曲。
If I could be honest (Being honest)
(正直に言えば)
I just wanna make a mess (Make a mess)
(ただ無秩序にいたいんだ)
Till I have to go get a new bed, uhm
(新しいベッドを買いに行くまで)
If you know, you know
(分かる人は分かる)
If I could be blunt girl (Just saying, yeah)
(率直に言っていいかい、ガール)
Can I hit it in the morning, ah
(朝から親密になってもいい?)
Only ‘cause we both grown ups (Grown ups)
(大人だからこそ)
Can I eat it in the morning, yeah
(朝から味わってもいい?)
If you know, you know, uh (If you know, you know, uh)
(分かる人は分かる)
「ベッド」や「朝から〜」のフレーズが入っている雰囲気からも、欲望の深さを感じます。若干昼ドラ感のある浮ついた内容ですが、サウンドが爽やかなのがまた乙なギャップかもしれません。
2.Ari Lennox – 「Get Close」
Ari Lennox(アリ・レノックス)の年末にして今年最初のシングルとしてリリースしたという楽曲。まったりドリーミーなラブソングです。
「Gamble my heart, Rob De Niro(心を賭ける、ロバート・デ・ニーロのように)」
「You like Tupac, I like Janet(君はトゥパックが好き、私はジャネットが好き)」
「Pulse is poundin’ like Questlove’s drums(脈拍はクエストラヴのドラムのように打ち鳴らす)」
など、アーティストや著名人の比喩をチラ見せしながら、「Get close(近づいて)」「Need you close(君が近くにいてほしい)」と、親密な関係を求める情熱を歌っています。
3.Chris Brown – 「Best Ever (feat. Maeta)」
Chris Brown(クリス・ブラウン)が新進気鋭のシンガーのMaeta(メイタ)をフィーチャーした楽曲。クリス・ブラウンのアルバム 『11:11』収録曲で、落ち着きのあるノスタルジックなサウンドが特徴的です。
[コーラス]
Best you’ve ever had (Oh, you know you’re the best I’ve ever)
(君が私のこれまでで最高だって(ああ、君が私の今までで最高だってわかってる))
Made you want me bad (You, you, you know you’re the best I’ve ever)
(君を私に夢中にさせた(君、君、君が私の今までで最高だってわかってる))
Best you’ve ever had (T-t-tell me I’m the best you’ve ever, ooh)
(君のこれまでで最高だって(私が今までで最高だって教えて、うーん))
Made you want me bad (Tell me, tell me, tell me I’m the best you’ve ever)
(私を切望させた(教えて、教えて、私が今までで最高だって))
コーラスで歌うように、お互いが相手が自分なしではいられないほど、自分が特別であるという自信に満ちています。
イントロ部分で Maetaが、
「I know I’m not easy and sometimes I drive you crazy(私が扱いにくいこと、時々イライラさせること、わかってる)/But I’m the best you’ll ever have, ever(でも私はあなたがこれまでに得た中で最高だから)」
と自分のウィークポイントを吐露しているのがリアリティのあるギャップで、「Best Ever(史上最高)」を際立たせているように感じます。
4.Sierra Ellis – 「Let it reign」
ウィスコンシン州ラシーン出身、2022年よりジョージア州アトランタを拠点に活動しているアーティストSierra Ellis(シエラ・エリス)の新曲。
有害で暴力的な人間関係をテーマしているという曲だそうで、ロートーンでクールな歌声と、リッチな印象のあるベースラインが特徴です。
このささやくような歌声が個人的にツボでございます。
5.Tyla – 「On and On」
シングル「Water」がビルボード・ホット100の10位にランクインしたことでも話題の、南アフリカのシンガーTyla(タイラ)の一曲。セルフタイトルEP『TYLA』に収録された曲で、埋め込み動画のCOLORSのパフォーマンスでも話題になっています。
[プレコーラス]
Let’s take it back in time (Oh yeah)
(時を遡ろう)
Party like it’s ’95 (Oh yeah)
(1995年のようにパーティしよう)
I just wanna dance all night (Yeah)
(ずっと踊り続けたいの)
You know that I like it like that
(そんな感じが私は好きだって知ってるでしょ)
Let’s take it back in time (In time)
(時を遡ろう)
When the parties were like ’95 (Five)
(1995年のようなパーティを)
I just wanna dance all night (Yeah)
(ずっと踊り続けたいの)
Tell them “Turn the lights out”
(「ライトを消して」と伝えて)
プレコーラスで「1995年のようにパーティしよう」と歌うように、過去を懐かしむテーマを中心に展開するこの曲。ノスタルジアを備えつつ、音楽やダンスの力を讃える歌です。