最新R&Bを軸にしたプレイリスト「Take It Easy」Vol.46
Spotify、Apple Musicで公開しているR&Bを軸にしたレイドバックミュージックプレイリスト「Take It Easy」更新お知らせ記事です。プレイリストの中から5曲をピックアップし、アーティストや曲についての紹介をします。
プレイリストはこちら。更新の度に内容が変わるので「いいね」で常にチェックしてもらえると嬉しいです。
5 Picks
1.Rapsody – 3:AM (feat. Erykah Badu)
ノースカロライナ州ノースヒル出身のラッパーRapsody(ラプソディ)と、Erykah Badu(エリカ・バドゥ)のコラボ曲。4枚目のアルバム『Please Don’t Cry』のサードシングルです。
この曲は、ラプソディ本人も「アルバムで一番好きな曲」と語っていて、彼女のパーソナルな部分が詰まっているそうです。パートナーと過ごす時間の楽しさ、互いに支え合う様子、パートナーとの将来を夢見て子どもの名前を考えたり、さまざまに思い出を振り返るなど、「愛」を軸にラプソディのラップヴァースと、エリカのコーラスが溶け合います。
詳しく解説した記事もあるので良かったらチェックしてみて下さい。
関連記事:Rapsody「3:AM ft. Erykah Badu」を考察&解説 / パートナーへの深い愛と感謝を歌う曲
2.YEGNY – Come over
韓国のシンガーソングライターYEGNY(イェグニ)のマキシシングル『Re-back』に収録されている曲です。
Won’t you believe it’s in your
Won’t you believe it’s in your heart
Never settling down
Whenever and where you are
Calling up your melody
Look at that unfold like firework and you will gonna
Will be gone when you wake up its fade away
Hold on hold on I don’t wanna break it up
信じてほしい、それがあなたの中にあることを
心の中にあることを信じて
決して落ち着かないで
いつでも、どこでも
自分のメロディを呼び起こして
花火のように広がるその瞬間を見て、そして飛び立つのよ
目が覚めた時にそれは消えてしまう
待って、待って、それを壊したくない
この曲は、夢や希望、自己発見などのテーマ性を感じる曲。夢や理想を追い求めることの重要性を説いており、内面的な葛藤や不安がある中でも、心の中にある希望や信念を持ち続けることが大切だというメッセージを伝えています。
どことなくドリーミーな雰囲気も、夢と現実の間に立つ歌い手の気持ちを表現する良いエッセンスになっている気がします。
3.Tink & Summer Walker – Songs About U
シカゴのシンガーTink(ティンク)と、アトランタのシンガーSummer Walker(サマー・ウォーカー)のコラボ曲。 Tinkが7月12日にリリースする次のプロジェクト『Winter’s Diary 5』からの3枚目のシングルです。
Cause I’m drunk off love and I can’t get off of you
First, we fight, then we fuck and make up
Got me coming back to you
All this toxic energy keep getting the best of me
Lovers to enemies, thought that would always be (Always be)
Hit your phone in the club ‘cause I’m drunk
And this song’s about you, yeahgenius
愛に酔って、あなたから離れられない
まず喧嘩して、次に愛し合って仲直り
それでまたあなたの元に戻ってしまう
この毒のようなエネルギーに支配されてしまう
恋人から敵同士になった、これがずっと続くと思ってた
クラブで酔ってあなたに電話する
この歌はあなたのことよ
この曲は、お互いに悪影響を与える関係での感情の揺れ動きと、アルコールがそれをさらに悪化させる様子を描写しています。酔った勢いで連絡を取りたくなる、しかしそれが問題をさらに複雑にする、という繰り返しのパターンが印象的です。
関連記事:Summer Walker( サマー・ウォーカー)/ 内省的なR&Bの新星歌姫
4.Muni Long – Make Me Forget
フロリダ出身のシンガーソングライターMuni Long(マニー・ロング)の最新曲。
ディアンジェロの2000年リリースの名曲「Untitled (How Does It Feel)」のピアノ・アレンジを駆使した甘くてゴージャスな香りのする曲で、前回のリリース曲「Made For Me」とともに、彼女の次回のアルバムに先駆けたシングルです。
「私にとっては、あったかいお風呂みたいなものよ。愛の手紙みたいな感じ。こう言ってるの、”君は完璧じゃないけど、一緒にいるときのこの素晴らしい気持ちに集中しようよ”って。」Rated R&B
「あったかいお風呂」のように、リスナーに安心感や癒しを与える曲調にのせ、「愛の手紙」のようだと言う通り、相手への愛情と感謝、そして理解を深めるためのメッセージが込められています。
Want you to make me forget
Please, can you make me forget?
I want you to make me forget anything
Before you that didn’t feel like this genius
あなたに忘れさせてほしい
お願い、忘れさせてくれる?
全てのことを忘れさせてほしい
あなたに出会う前の、こんな気持ちにならなかったことを
過去の嫌な思い出や経験を忘れさせてくれる相手の存在を強調し、現在の恋愛の素晴らしさを大切にしようというテーマが強く伝わってきます。
深掘り考察&解説した記事もあるので、歌詞の内容が気になる方は合わせてぜひ。
深掘り記事:Muni Longの「Make Me Forget」を考察&解説 / 痛みを忘れさせる愛の力の歌
ちなみに、ディアンジェロ「Untitled (How Does It Feel)」関連では、林剛さんのプレイリストがとても素敵です!曲の雰囲気が好きな方などはぜひチェックしてみて下さい。
関連記事:Muni Longの「Made For Me」を考察&解説 / 「あなたしかいない」を純粋に歌ったラブバラード
5.Avara – been some time (need u)
アトランタ出身、現在ロサンゼルスを拠点に活動している、R&B,ソウル・アーティスト/プロデューサーAvara(アヴァラ)のデビュープロジェクト『been some time』に収録の一曲。
甘く滑らかで艶のあるヴォーカルが魅力的で、サックスの音色やギターワークが光るプロダクションも最高です。
プロジェクト全体を通してスムース&セクシーな素敵な雰囲気が凝縮されてますのでぜひ。