最新R&Bを軸にしたプレイリスト「Take It Easy」Vol.43

Spotify、Apple Musicで公開しているR&Bを軸にしたレイドバックミュージックプレイリスト「Take It Easy」更新お知らせ記事です。プレイリストの中から5曲をピックアップし、アーティストや曲についての紹介をします。

プレイリストはこちら。更新の度に内容が変わるので「いいね」で常にチェックしてもらえると嬉しいです。

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Apple Music

5 Picks

1.pastels & Jessica Domingo & relyae – 「Could’ve Been U – Remix」

シアトル出身、ロサンゼルスを拠点に活動する歌手、Jessica Domingo(ジェシカ・ドミンゴ)と、オーストラリアのプロデューサーPastels(パステルズ)による楽曲「Could’ve Been U」に、ミュージシャンRelyae(レリエ?)が加わったリミックスバージョンです。

「過去の恋愛を回想し、最終的に前に進むこと」を表現したこの曲。リミックスバージョンでは、オリジナルからよりビート感と疾走感が強くなり、また違った味わい深さがあります。

オリジナルバージョン

2.SZA – 「Saturn」

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SZA(シザ)のセカンド・アルバム『SOS』以来の新曲です。『SOS』のデラックス版の一部でありつつ、全く別の10曲入りのアルバムとしてリリースを予定しているというアルバム『Lana』のリードシングルなのだとか。

現実の世界に退屈し、うんざりしている様子が見られる歌詞で、彼女の理想の世界(=土星)を求めている曲です。

土星は、占星術において、制限、責任、課題、成熟、規律、時間、カルマなどを象徴する惑星だそう。これらの点が関わっているのかどうかも気になるところです。

関連記事:SZA 『SOS』を紹介 / 怒りと脆弱性の間に見える本来の姿

3.reina – 「dlftm」

前回もリストインしていた東京をベースに活動するシンガーreinaさんの最新EP『A Million More』に収録の曲。

最近のインタビューでは、彼女が自身の性格について「自分の安全圏の外に出ていくのがなかなか難しくて」と語られておりました。

「クレオ・ソルとかリトル・シムズとかって、ハングリー精神というよりはどちらかというと内省的なエネルギー、つまり自分の内側との相談をしながら作品を作っている感じがあるじゃないですか。reinaはそれに近い」Mikiki

この肩に力を入れない感じが「そうそうこの感じ」という魅力になっていて、個人的にもグッと来るし、率直に耳に浸透するフィーリングッドな一曲です。

EP『A Million More』

4.Honey Bxby – Fkn Him Too

ニュージャージー州のアーティストHoney Bxbyの新曲。溢れ出る90s感が「これぞR&B」という雰囲気を作り出してますね。

曲の内容はと言うと、意中の彼が自分の他に、もう一人の女性とを行き来していることについて歌っています。

Lyric

I’m fuckin’ him too
(私も彼と寝てるの)
I don’t know what you’re gonna do (What you’re gonna do)
(あなたが何をするつもりか知らないわ)
It’s time you heard the truth (Time you heard the truth)
(真実を知る時が来たわ)
That he don’t belong to you (Don’t belong to you, oh-woah)
(彼はあなたのものじゃないの)

歌い手は自分自身を他の女性より優位に立っていると見なし、自尊心を高めているように感じます。

5.Chlöe – FYS

ジョージア州アトランタの歌手Chlöe(クロイ)の新曲。妹のHalle(ハリー)とともにChloe x Halleとして脚光を浴びたことでも有名で、Halleに関してはディズニー映画『リトルマーメイド』の実写アリエル役で、アクターとしての活躍も記憶に新しいです。

Lyric

Fuck your status (Fuck your)
(あなたの地位なんてくそくらえ)
Fuck your, your status, it don’t matter (Don’t matter)
(あなたの地位なんて、関係ないわ)
Money, cars and the diamonds
(お金、車、ダイヤモンド)
Don’t phase me, I been had it
(私を動じさせないわ、もう持ってるの)
Fuck your status (Had it)
(あなたの地位なんてくそくらえ)
I just, just wanna love you, baby
(ただ、ただあなたを愛したいの、ベイビー)
What you wanna do?
(どうしたい?)

本曲「FYS」は、愛する人への深い愛情と身体的な欲望を表現した曲です。

コーラスでは、相手の社会的地位や物質的なもの(お金、車、ダイヤモンド)には全く興味がないことを強調。彼女にとって大切なのは、二人の間の真実の愛と情熱であることを高らかに歌っています。

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