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2022年9月 / 今月チェックした作品を紹介

ALBUM紹介 HipHop R&B

その月にリリースされたもので、個人的にチェックし、メモしておきたい作品(アルバム・EP・ミックステープなど)をピックアップする記事です。

9月は以下のラインナップとなっております〜。

目次

  1. Diamond D – 『THE REAR VIEW』
  2. Jenevieve – 『Rendezvous – EP』
  3. Ari Lennox – 『Away Message』
  4. Ari Lennox – 『age/sex/location』
  5. Usher – 『My Way (25th Anniversary Edition)』
  6. John Legend – 『LEGEND』
  7. Van Buren Records – 『DSM』
  8. Muni Long – 『Public Displays Of Affection: The Album』
  9. Adam Blackstone – 『Legacy』

1.Diamond D – 『THE REAR VIEW』

こちらは8月19日リリース。先月完全に見落としていたアルバムです。ニューヨークの伝説的ヒップホップクルーDITCのプロデューサー/MCであるDiamond Dの最新作。

本作品の大部分がレイドバックでスロー&ミッドテンポな曲で構成されています。Diamond Dは「自分で曲を書く数少ないプロデューサー」という点を意識し、「自身のボーカルをいかに輝かせるか」に重きを置いて作られたのだとか。

「自分のボーカルを輝かせ、はっきりと聴かせたかったんだ。今思えば、それが一部の曲のレイドバックした感じの前提になっていたのかもしれない。」Rock The Bells

ちなみに「Joe Crack」という間奏曲では、Fat Joe、Remy Ma、Big Pun、Scott Storch、DJ Khaled、Pitbull、Cool & Dreなどのアーティストが、Diamond Dがいなければ存在していなかっただろうということを説明してます。おもろい。

2.Jenevieve – 『Rendezvous – EP』

昨年のデビューアルバム『Division』も最高に素晴らしかったR&BシンガーJenevieveの最新EP。お馴染みのエモさは健在に、ディスコ、ポップ調の6曲からなる作品です。

「しなやかさ」とはまさにこの事ぞと思わせる歌声。今作もバッチリです。

関連記事:「Baby Powder」で一躍有名になったメロディアスなシンガーJenevieveを紹介
関連記事:2021年リリース作品を振り返る【R&B編】

3.Ari Lennox – 『Away Message』

後述するAriのセカンドアルバム『age/sex/location』の前菜として、アルバムリリース直前にサプライズリリースされたEPです。

サマー・ウォーカーとのコラボレーション曲「Queen Space」をはじめ、内容濃いめな5曲で構成されてます。

関連記事:Summer Walker( サマー・ウォーカー)/ 内省的なR&Bの新星歌姫

4.Ari Lennox – 『age/sex/location』

先述のEP『Away Message』から約10日後にリリースされたAri Lennoxのセカンドアルバムです。

アルバムタイトル『age/sex/location』は、2000年代初頭に出会い系サイトでチャットルームのユーザーがよく使っていた情報にインスパイアされたんだそうな。

「私が本当の自分ではないと思われて、デートアプリから追い出された数え切れない回数を覚えているわ」instagram

彼女は自分のことを「the original catfish(元祖・catfish[身元を偽って騙す人を意味するスラング])」と語り、出会い系アプリでは実年齢よりも年上の設定でコミュニケーションをとっていたこともあったんだとか。

若い頃の恋愛遍歴を告白しつつも、アルバムの文字通り「年齢、性別、場所」を問わず、なりたかった大人の女性として成長した姿を今作で表現しています。

クラシックと新しさが入り混じる、根強いセクシーさは『age/sex/location』でさらにブラッシュアップされてる印象です。

関連記事:Ari Lennoxとは / 新時代のソウルヴァイブスを持つシンガー

5.Usher – 『My Way (25th Anniversary Edition)』

スーパースターUsherの代表的なアルバム『My Way』の25周年を記念した『My Way (25th Anniversary Edition)』。オリジナル・アルバムのリマスター・バージョン曲に加えて、NPRタイニーデスク・コンサートに触発されて再構築された3曲(「You Make Me Wanna…」、「Nice & Slow」、「My Way」)とそのインストが収録されています。

『My Way』のオリジナルは1997年にリリースされていて、RIAAから7回のプラチナ認定を受けるほどのヒット作。アッシャーをスーパースターに押し上げたアルバムと言われています。90年代R&Bの代表曲とも言えるシングル「You Make Me Wanna… 」と「Nice & Slow」がリメイクされているのは胸熱だし、リメイク版がまた良きであります◎。

Usher: Tiny Desk Concert

6.John Legend – 『LEGEND』

シンガーJohn Legendの2020年の『Bigger Love』以来、2年ぶり8枚目のアルバムです。24曲、二枚組、81分という超大作で、Rapsody、Rick Ross、Amber Mark、Jhene Aiko、Ty Dolla $ign、JID、Jazmine Sullivan、Free Nationals、Saweetie、Muni Long、Ledisiなどなど、コラボレーターがとにかく豪華。

自分の名前を初めてタイトルに取り入れたという本作は、「私が私であることを誇りに思い、私がしてきた仕事に自信を持っているということであり、私はただそれを宣言するつもり」と述べています。

7.Van Buren Records – 『DSM』

マサチューセッツ州ブロックトンを拠点に、13人のメンバーで構成されるVan Buren Recordsの最新プロジェクト。メンバーそれぞれに色を持つ「声」や「スタイル」を活かし、サイファー的に畳み掛ける一曲一曲の圧がすごいです。

メンバーのルークはこのアルバムについて、「アーティストとしてブレイクすること」を目的としたいと語っています。

「このアルバムでの目的は、アーティストとしてブレイクすることだ。まだ十分に紹介されていないアーティストを紹介することだ。『FOUL』をリリースしたとき、「ミーチが一番いいバース、ジャイルズが一番いいバース、俺が一番いいバース」と言うのを何人も見たから、それがゴールなんだ。このグループの中で、各自が自分のアーティストを見つけることが目的なんだ。」Ones To Watch

8.Muni Long – 『Public Displays Of Affection: The Album』

フロリダ州ヴェロビーチ出身のシンガーMuni Longの新作。『Public Displays Of Affection: The Album』は、2021年のEP『Public Displays Of Affection』と、その次にリリースされたEP『Public Displays Of Affection Too』に加え、新たな新曲を5曲追加した18曲構成のアルバムです。

「この作品には何時間もかけ、すべての曲に心をこめて作ったわ。私は皆さんが愛し、値するものをもっと提供したいの。これらの曲、これらの物語、そしてこれらの経験は、私があなた方全員に抱いている愛と愛情によって支えられているんだ。」RATED R&B

彼女は先述したジョンレジェンドのアルバムにもフィーチャーされていて、今乗りに乗っているシンガーの一人であること間違いなし。今後も要チェックです。

9.Adam Blackstone – 『Legacy』

ベース奏者、ミュージシャン、エミー賞ノミネート音楽監督、グラミー賞受賞作家など、数多くの輝かしい顔を持つ、ニュージャージー州トレントン出身のミュージシャンAdam Blackstoneのデビューアルバム。

Jill Scott、Robert Glasper、Queen Latifah、Terrace Martin、Jazmine Sullivanなど豪華なゲストとコラボレートしているこの作品は、渋くも心地よく、BGMにも最適です。

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