Written by cookie

2020年ベストアルバム&EP前編

HipHop Music R&B

2020年。現在は年の瀬の12月31日なのですが、勝手に振り返り、勝手に2020年の個人的ベストアルバム(EP)をつらつらとメモっておきたいと思います。

今回は前半戦。1月~5月末までにリリースされた作品をメモ。(あくまで個人的なのであしからずです)

目次

  1. Christian Kuria – 『Borderline』
  2. D Smoke – 『Black Habits』
  3. Jhené Aiko – 『Chilombo』
  4. CHIKA – 『INDUSTRY GAMES』
  5. Kiana Ledé – 『KIKI』
  6. Peter CottonTale – 『CATCH』
  7. Leven Kali – 『HIGHTIDE』
  8. Parisalexa – 『2 Real』
  9. Gerald Walker – 『The World Will Spin Without You』
  10. OXP , Onra , Pomrad – 『Swing Convention』

Christian Kuria – 『Borderline』


リリース:1月29日
サンフランシスコはベイエリア出身のシンガー/ギタリストChristian Kuriaのアルバムです。

2016年にヒップホップとR&Bのギタリストとしてネットを中心に注目を集めた人物なんだそうで、今作は彼のデビュープロジェクトとしてリリースされた作品だそうです。

とにかくエモく、ギタリストと言われて聴いてみると、ギターのエッセンスが良い感じに取り入れられているところも好きです。

D Smoke – 『Black Habits』


リリース:2月6日

カリフォルニア州イングルウッド出身のラッパーで、Netflixのオーディション番組『リズム+フロー』の覇者でもあるD Smoke。

弟はケンドリック・ラマーが在籍するレーベル「TDE」の一員でシンガーのSiR。母親のジャッキーさんはマイケル・ジャクソンなどのバックシンガーだった経歴があったりと、音楽に造詣が深い家族もいるラッパー。

と、これだけ聞くと裕福そうなイメージを持つものの、イングルウッドという危険な地域で育ち、ドラッグやギャングとは常に隣り合わせ。

『リズム+フロー』のワンシーンではスヌープ・ドッグが「どこの出身だ?」と繰り返し尋ね、緊張の走るシーンもありまして(詳しくはこの記事を見て下さい)、彼のリリシズムの秀逸さや音楽的な才能は『リズム+フロー』を見た人は、沢山感じたんじゃないでしょうか。

そんなD Smokeの満を持してのアルバムで、『リズム+フロー』を見て感動した自分にとって、今年のベストアルバムには外せない一枚でした、、。

第63回グラミー賞「最優秀新人賞」と「最優秀ラップ・アルバム賞」にもノミネートされたそうです!

Jhené Aiko – 『Chilombo』


リリース:3月6日

カルフォルニア・ロサンゼルスのシンガーJhené Aikoの3rdアルバム。

彼女も『リズム+フロー』がきっかけでファンになりました。

アルバムのタイトルは彼女の本名「JhenéAiko Efuru Chilombo」が由来しているそうで、ハワイでレコーディングが行われたせいか、個人的にめちゃくちゃ夏にハマった作品でした。

関連記事:Jhene Aiko(ジェネイ・アイコ)とは / 誠実な歌声で魅せるヒーリングシンガー

CHIKA – 『INDUSTRY GAMES』


リリース:3月12日

D SmokeとJhené Aikoもだったんですが、この作品も以前記事にしてましたね。

アラバマ州モンゴメリー出身のフィメールラッパーCHIKA。彼女は、R&BシンガーJoJoの楽曲「Sabotage」にフィーチャーされたことや、トランプ支持者であるラッパー・カニエウェストを皮肉したフリースタイルの動画がバズったことで一躍有名になった人物です。最近聞いたアルバムを粛々と紹介します第3弾

この作品は、ファーストインプレッションで「やばそうなのきたー」ってなり、その気持ちは半年以上経った今も変わってないです。

めっちゃ良い作品。

Kiana Ledé – 『KIKI』


リリース:4月3日

カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動するR&BシンガーKiana Ledéのデビューアルバムです。

リアルにこのアルバムが2020年の個人的R&Bベストアルバムかもしれない。。

ビートが良くて、その相性もしかり、ピアノの伴奏のみで歌声で感慨深くさせる「Attention.」みたいな曲があったり、かと思えばビギーのJuicyでもお馴染みの「Juicy Fruit」を大胆サンプリングした「Labels.」って曲があったりと、いちいちツボを押さえられました。

あとジャケも好きでした!

デラックス版とかインスト版もあるので気になった方、是非。

Peter CottonTale – 『CATCH』


リリース:4月17日

シカゴを拠点に活動するプロデューサー/キーボーディスト/音楽監督。チャンス・ザ・ラッパーのコラボレーターとしても有名な音楽家Peter CottonTale。

Social Experimentっていうチャンスが居るバンドのメンバーでもあります。

このアルバムも最高だったなー。一曲目から晴れやかな気持ちにしてくれるというか。

自分はダンサーなので、無意識に「踊れるかどうか」ってところでも曲を聴いてしまいがちで、思わず踊ってしまう曲は大体良い曲になる傾向があります。

その点『CATCH』は全く踊れる気がしない(自分は)作品で。。それを関係なしに最高に楽しませてもらった作品でした。(これが自分の中の「踊れる曲」の新定義なのかもしれない)

チャンスのコラボレーターだけあって、チャンスの曲でよく言われる「ゴスペルっぽさ」がこの作品も満載で、その点も自分には良かったのかもしれないです。

ゴスペルっぽさって簡単に言ってますが、自分は全然ゴスペルのいろはも分かってないし偉そうなことは全く言えないんですが、とにかく最高でしたってことでした。

Leven Kali – 『HIGHTIDE』


リリース:5月1日

オランダ生まれ、カリフォルニア州サンタモニカ育ちのシンガーソングライターLeven Kaliのアルバム。

クインシー・ジョーンズが評価する[1]と噂のシンガーなだけあって、必然的に期待が高まってしまうアーティストだって事を以前も記事で書いたんですが、今聴いても個人的に良作でした。

甘いけど甘すぎず、でもどっちかと言えば甘い寄りのスロージャムが好きな方にオススメしたい一作です。

Parisalexa – 『2 Real』


リリース:5月8日

シアトルのR&BシンガーParisalexaの初のフルレングスのアルバムです。

低音で囁くような歌い方がすごくトラックとマッチしていて、時どき垣間見える高音な歌声とのコントラストもとても良く感じた作品でした。

「Chocolate」、「4 Playin」辺りの曲はかなりヘビロテしました。

Gerald Walker – 『The World Will Spin Without You』


リリース:5月28日

シカゴのラッパーGerald Walkerの6曲入りEPです。

恥ずかしながらこのEPで彼の事を知りまして。ケンドリックラマーやドレイク、ウィズ・カリファ等の曲を手掛けたプロデューサーCardoとミックステープを出したり、オハイオのラッパーStalleyのインプリント”Blue Collar Gang”と音楽提携したりしてる人物なのだそう。

で5月28に出たこのEP。全曲バッチリで、トラックのセンスも良いしいなたいラップをするかと思えば、歌モノっぽい部分もあったり。

リラックスしながら聴ける中にも、カッコいい要素が詰まっていて、現時点ではど真ん中・ドツボな作品でした。

OXP , Onra , Pomrad – 『Swing Convention』


リリース:5月29日

この作品は話題になっていたし、自分が話すまでもない名盤だと思います。ということで、オフィシャルから少し抜粋して、

フランス出身の音楽プロデューサーOnraとベルギー出身の作曲家でマルチインストゥルメンタリストのPomradがOXPとしてNBNレコードから初のフルレングス「Swing Convention」をリリース。

新人のDevin MorrisonとAce Hashimoto、90年代の大物DominoとHorace Brown、元OnraのコラボレーターT3とReggie Bなど、多彩なボーカリストとMCが参加している。東海岸のレジェンド、Grand PubaとPudgee The Phat Bastard、NYのシンガー、Maiya BlaneyとNatalie Olivieri、ジャマイカのヴォーカリスト、Ready Meahdy、フランスのR&Bクイーン、K-Reenが出演している。Swing Convention OXP

クラシックを現代的なサウンドで作るというアイデアは、90年代ヒップホップ、R&B、G-Funkの黄金時代をマークしたヴィンテージ・シンセやドラム・マシンを中心にコンセプト化されており、アルバムの制作には厳密にはアナログ・ギアを使用している。Swing Convention OXP

「クラシックを現代的なサウンドで作るというアイデアは、90年代ヒップホップ、R&B、G-Funkの黄金時代をマークしたヴィンテージ・シンセやドラム・マシンを中心にコンセプト化されており」

まさに、この作品を語るには十分すぎる一文だと思います。

このアルバムも衝撃的良作でした。

今回はここまで

次回は、後編と題して2020年6月以降の作品を紹介していきますー。

ではまた。